「上手なカビの育て方?!」お宅でカビを育てていませんか?

飯塚 幸博
  • 投稿日:2017年 12月13日
  • テーマ:飯塚 幸博
  • 投稿者:飯塚 幸博

お世話様です、フォレストスタジオのユキさんです。

先回は「寒冷地エアコン」の性能が上り、売れています!と言うお話をさせていただきましたが、高断熱高気密住宅の冷暖房、特に雪国の「暖房」もエアコンでするのが良いと言うことをお伝えさせていただきました。

これは「カビ」の原因である「水分(湿気)」対策におおいに関係します。

断熱リフォームをさせていただいたお客様から「押し入れにカビが・・・」と言うお話をいただきました。4畳ほどのウォークインクローゼットなので、熱交換式の換気扇を設置してありましたが、残念ながら使ってもらっていなかったそうです・・・そのカビの原因は、ズバリ「水分(湿気)」です。 原因と対策をお伝えします。

◆カビって何?
まずは、カビって何? どうして発生するの?・・・ですが、カビとは、いつも空気中に漂っている「真菌」が、物質(押入れの壁であれば、壁紙や木材など)に付着し、適当な水分や温度条件が揃うと出芽し始め、菌糸を伸ばして生育し始めます。これがいわゆる「カビ」です。

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カビが生育するには4つの条件が必要です。
1.適度な温度があること。(10~35℃前後)
2.栄養分があること。(有機物でホコリ、チリ、垢なども栄養素となる)
3.水分がある。(湿気)
4.酸素があること。(呼吸、発酵に必要)

紫外線には弱く、日光が当たる場所には生育できません。


◆対策は室内の水分(湿気)調整! まずは湿度計を用意しましょう。
1~4(温度・栄養分・酸素)については、なかなかコントロールできませんので、結論としては「3.水分(湿気)」を調整することが最大にして唯一の対策となります。

「湯気」や「結露」など水滴にならないと目には見えにくいのが湿気。
まずは湿度計をご用意いただき、湿度を目で確認することから始めましょう。

室内で快適な湿度は40~60%とされています。 

逆に、カビの生育に適した湿度は70~99%の状態がもっとも良いそうです。

あれ?!なんだか「上手なカビの育て方」のレクチャーになってしまいましたね。(笑) 逆に言えば、その条件を絶ってあげれば、カビは生育できないのです。

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◆水分(湿度)を発生させている原因
では、部屋の水分(湿度)過多について考えられる主な原因は何でしょう?下記のようなものがあります。

●工事中の木材や壁紙を貼る時の糊、土間コンクリートなど
木材は基本的に乾燥した材木を使用していますが、木材はもともと吸湿性が高い性質がありますので、部屋に充満した水分(湿気)を吸い込みやすい素材です。
新築やリフォームで壁紙を貼る為の糊に多くの水を使います。
床下の土間コンクリートなども1年くらいは水分が抜け切らない状況と思います。
工事後、数ヶ月間は、普段以上に換気してあげる必要があります。

●暖房器具(石油ファンヒーターや、ガス暖房器具)
「FF式」という言葉を聞いたことがありませんか?FF式(密閉式・強制給排気形)同時に吸気・排気をします。簡単に言いますと煙突をイメージしてください。それに対して「開放式」と呼ばれるものが一般的で、旧来の石油ファンヒーターや、石油ストーブ、ガス暖房器などがあります。
1リットルの石油を燃やすと、1リットルの水分が発生すると言われています。FF式であればその水分や汚れた空気は外に出ますが、開放式では全て家の中に篭ったままです。

●キッチン
料理中の水分料理をした時、約1.5リットル(朝食460cc、昼食159cc、夕食946cc)
お湯を沸かした時の水蒸気...約1.8リットル(1時間沸騰させた場合)

●洗濯物
室内に干された洗濯物など、約1.5リットル(4人家族)
洗濯機を回すだけでも湿度は上昇するそうです。約0.5リットル(4人家族)

●人間
驚くべき原因、それは人間。呼吸や発汗などで絶えず人間から放出される水分は、室温25度の部屋に1時間じっとしているだけで、57ccにものぼるそうです。 家族4人が居間で普通に1時間過ごすだけで、およそ2リットルもの水分が、空気中に放出されることになります。


◆解決策は水分(湿気)を大量に出す原因をやめ、換気と対流。
室内の湿度を40~60%に保てば、カビの発生を抑えられ、人間も健康で快適な生活が送れます。

解決策1 大量に水分(湿気)を出すものをやめる。
やめると言っても寒い冬に暖房なしで暮らせる訳はありませんので、水分(湿気)を室内に排出しないFF式の暖房器具か、エアコンを使いましょう。

解決策2 24時間 換気扇を回しましょう。
現在の新築では換気計画をする義務があります。基本的に24時間換気です。吸気口の取付と換気扇を24時間回して部屋の空気を入替えます。断熱リフォームをする場合、必ず換気扇について説明させていただきますが、なかなかご理解いただけないことが多いのが残念です。

古いお宅でも浴室(洗面脱衣室)とキッチンとトイレくらいには換気扇をつけていると思います。小さな換気扇の電気料金など微々たるものです。せいぜい月に100円、200円でしょう。 ぜひ恐れずに24時間 換気扇を回してください。

え?寒い?・・・なので、私どもは「熱交換式」の換気扇を推奨しています。
これは部屋の中の熱を外になるべく排出せずに新鮮な空気を出し入れする換気扇です。驚くほど高価なものでなく、6畳用など小さいものもありますのでぜひお取り付けをオススメします。
熱交換式の換気扇についてはコチラをご覧ください。

対策3 空気を動かしましょう。
空気が滞留しているより、動いてる方が良いです。サーキュレーターや扇風機を活用してください。
ちなみに、洗濯物も扇風機を当てるとすごくよく乾きますよ。お試しください。

対策4 除湿機と、お掃除。
それでもダメなら、いよいよ除湿機と言う順番かと思います。永続的な排水の手間など考えると大変ですし、抜本的な解決策から一番遠い考え方だと思います。カビの栄養分を絶つと言う意味で小まめにお掃除したり、布団などを天日干しされるのは有効と思います。

◆まとめ
新築はもちろん、断熱リフォームの際には、エアコンかFF式、輻射式の暖房器具をお使いください。
なるべく、熱交換式の換気扇を付けさせて下さい。普通の換気扇でも良いですが、取り付けた換気扇は勿体ながらずに24時間動かしてください。

カビなどのご相談の場合は、必ず湿度計を持っていくようにしています。測ってみるとほぼ湿度は70~80%以上になっています。

石油ファンヒーターか、ストーブを使っていて、取り付けた換気扇を回していない場合がほとんどです。お願いします、エアコン+サーキューレーター そして、熱交換式の24時間換気扇を使ってください。

菌としてのカビの寿命はそう長くないと言われています。 生育出来なければ、空気中の菌もいずれ死滅していきます。水分(湿気)を絶って、カビ菌が育てない環境になれば、その後は心配ないようです。

安心して下さい! カビは水分(湿気)調整で解決できますよ!(とにかく明るいなんとか・・・)

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家の寒さを診断する「ココ暖 診断」と同じように、新潟 でカビなどでお困りのご相談もフォレストスタジオで承ります。

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