耐震基準は、昭和56年(1981年)6月1日がひとつの目安。

飯塚 幸博
  • 投稿日:2018年 6月22日
  • テーマ:飯塚 幸博
  • 投稿者:飯塚 幸博

お世話様です、フォレストスタジオのユキさんです。
この度の、大阪の地震でかけがえのない命を失われた方々に、ご冥福をお祈りします。

建築の仕事をしてるので、建物や工作物が人の命を奪うものになってしまうことは胸が痛みますし、今一度、肝に命じないといけないと思いました。

早速、責任だとか犯人探しの報道ばかりですが、それだけに終始せず根本的な再発防止につながることを望みます。

ブロック塀に鉄筋は入っていたようですが、入れ方に不備があった、控え壁がなかった・・・。そしてその点検を怠った、見逃した管理者の責任追及・・・謝罪・・と言う流れのようですが、そもそも脆いコンクリートブロックで高い塀をつくること自体に問題があると思います。

周囲にもブロック塀や石積みの工作物がありますが、中の鉄筋の有無までわからないので、普段は忘れがちな地震について、もう一度、意識しながら自分の住む場所の危険なところはないか、見直しや修繕が必要です。


ちなみに、木造住宅の耐震基準については、建てられた年代がひとつの目安になります。

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昭和56年(1981年)6月以前に建てられた木造住宅は、建築基準法で「震度5程度の地震で倒壊しない」と言う程度の考え方で、しかも明確な基準がなかったので建物の個体差があります。
耐震診断(地方自治体で補助あり)をして、耐震改修または、思い切って建替えをオススメします。

建築基準法の耐震基準に適合してるからと言っても、絶対に安全という訳ではありませんし、逆も然りです。

日頃の確認も大切ですよね。例えば、瓦が落ちそうだとか、基礎や壁に亀裂が入っているとか、塀が傾いているとか、目で見て確認できるような箇所もあります。

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耐震改修の例↓


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昭和56年(1981年)6月以降であれば、建築基準法の改正後になりますので「震度6強の地震で倒壊しない」とされています。確認申請(確認済み証)があれば、ある程度の壁量計算のチェックがあったものと思われます。
ただし、1階が車庫(ピロティー)などになっていて壁が少なかったり、大きな窓が連なっているなど、開口部が極端に偏って大きい場合など注意が必要です。

平成12年(2000年)以降であれば、現行の耐震基準に適合されているので、耐震壁の量だけでなく、バランスなども重視され、柱の引抜きや、仕口(結合部)の基準が追加されたので、震度6強の地震で倒壊しないのはもとより、ダメージも軽微な損傷で済むように考えられてるはずなので、より安全性は高いです。

ただし、塀などは確認外でしょうし、痛みや危険な前兆がないかなど点検はして越したことはありません。いずれにせよ、建築基準法の耐震基準は「倒壊しない」・・・つまり、地震でバッタンと家が倒れ、建物の下敷きになって人命を落とすようのないことを基本にしてます。避難する時間を確保できることが基準になってます。日頃の防災意識、準備や避難経路の確認などは耐震基準に関係なく必要です。


まとめ
■昭和56年(1981年)6月以前の建物は建築基準法で明確な耐震基準・仕様がなかった。
■耐震診断は地方自治体の補助がある場合があるので、安価に調べてもらえる。
(調べるだけなら実費1~2万円程度)
■自分の目で、壁の亀裂や瓦が落ちそうなど目で見て確認できる箇所があれば修繕する。
■昭和56年(1981年)6月以降の確認済み証があれば、耐震性はある程度確保されていると思われる。
■平成12年(2000年)以降の建物であれば、現行の耐震基準に適合していると思われる。
■耐震基準は、あくまで「震度6強で倒壊(バッタンと家が倒れない)しない」ことを目的としている。
■普段の防災意識、準備などは重要。


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