[受付]8:00~18:00 [定休]毎週日曜、第2第4土曜、祝日 メール・LINEは24時間受付中!

三条市石上 和式水洗トイレのバリアフリー化事例

三条市T様邸 介護保険を利用したトイレリフォーム

住宅改修費支給制度を使って、段差のある和式水洗トイレをバリアフリーの洋式トイレに

写真・リフォーム後のトイレ

工事の概要

住所 新潟県三条市石上
費用 約42万円(消費税込み)
介護保険の利用により実質負担は約24万円
工期 4日(トイレが使用できなかった期間は3.5日)
お問合せ 電話

介護が必要になった奥様のためにトイレをリフォームしたい、とのお問い合わせでした。

介護保険の利用をご希望でしたので、奥様担当のケアマネジャーさんのご指導のもと、施工させていただきました。

リフォーム施工前

写真・リフォーム前のトイレ 写真・リフォーム前のトイレ入り口 写真・リフォーム前のトイレドア

兼用便器の和式水洗トイレでした。手すりがないこともあり、足腰に負担がかかりそうです。

トイレの入口には段差があります。メジャーで測ると5cmほどでした。つまづいてしまうかもしれません。

トイレのドアです。握り玉タイプのドアノブなので、介護される方を支えた体制だと開けにくいですね。

リフォーム施工中

写真・便器の撤去 写真・床と壁の撤去 写真・トイレの内装工事

既存設備の撤去から始めます。まず、和式便器を取り外します。

続いて床と壁下地も撤去。排水管には新しい便器の位置に合わせるためにアダプターを取り付けます。

新しい内装ができました。壁には壁紙を貼り、床はクッションシートで仕上げます。

写真・器具の設置 写真・スロープの取り付け 写真・ドアノブの取り替え

新しい器具の取り付け。便器を設置して、壁には手すりを取り付けます。

トイレの入口には、スロープを設置します。

トイレのドアノブは、レバー式のものに交換しました。

工事の間はトイレをどうするの?

生理現象ですから、工事している間もトイレを使わないわけにはいきません。T様のお宅には二階にもトイレがあったので、今回はそちらを使っていただきました。

トイレが一つしかない場合は、屋外に仮設トイレを設置いたします。また、室内で使用する介護用簡易便器もご用意できます。お気軽にお申し付けください。

リフォーム施工後

写真・リフォーム後のバリアフリートイレ 写真・トイレの手すり

新しいトイレは、楽な姿勢で使える洋式便器です。温水洗浄便座付き、内装も新しく貼り替えました。
介護保険の助成対象となる「洋式便器等への便器の取り替え」に該当します。

壁には縦型(I型)の手すりを追加。立ち座りの動作を助けてくれます。
介護保険の助成対象となる「手すりの取り付け」に該当します。

写真・レバー式ドアノブ 写真・トイレ入口のスロープ

新しいドアノブはレバー型。握力の低い方でも、片手で簡単に開閉できます。
介護保険の助成対象となる「引き戸等への扉の取り替え」に該当します。

トイレの入り口。木製の置型スロープを取り付けて、段差を解消しました。滑り止めの溝付きです。
介護保険の助成対象となる「段差の解消」に該当します。

お客様の声

妻の介護が必要になり、ケアマネージャーさんに相談しました。

介護のための住宅改修には補助金が出ると教えてもらい、工事をしてくれる地元の業者を探したところ、
インターネットでフォレストスタジオさんを見つけました。

介護保険を使ったリフォームの経験があると聞き、フォレストスタジオさんに決めました。
すぐに対応してもらうことができ、妻の退院にも間に合いました。

担当者の声

リフォーム事業部の飯塚です。T様、この度はトイレリフォームをご依頼いただき、ありがとうございました。

私個人は介護リフォームを初めて担当させていただいたのですが、諸先輩の指導や優秀なケアマネージャーさんのおかげでスムーズに手続きを進めることができました。

少しでも介護のお役に立てたのであれば、これに勝る喜びはありません。他に住まいのお悩みがあればご一報ください。誠心誠意対応いたします。

私のスタッフブログにも関連記事がありますので、よろしければそちらもご覧ください。
リンクは新しいウィンドウで開きます。

介護リフォームについて

今回T様が利用したのは、介護保険による住宅改修費の助成制度です。
この制度は、要介護・要支援認定を受けている方の、住まいの改修費を補助するものです。

補助金の対象

対象になるのは以下の住宅改修工事です。

  1. 手すりの取り付け
  2. 段差の解消
  3. 滑りの防止及び移動の円滑化のための床又は通路面の材料の変更
  4. 引き戸等への扉の取り替え
  5. 洋式便器等への便器の取り替え
  6. その他上記の住宅改修に付帯して必要となる工事

新築・増築は住宅改修ではないので、助成の対象にはなりません。
(新築後・増築後の改修は対象になります)

補助金の上限

20万円の改修費用を上限として、費用の9割を支給してもらえます。
つまり、最大で18万円の支援を受けることができます。

T様宅の工事では対象となる工事のうち1・2・4・5に該当し、18万円を払い戻してもらえました。

補助金の申請

改修の着工前に市町村へ申請書を提出し、認定を得る必要があります。
通常は、申請を病院や介護施設でお世話になっているケアマネージャーさんに手伝っていただきます。

なお、当社には福祉住環境コーディネーター資格を取得しているスタッフがおります
このため、必要な申請書類の一つである「住宅改修が必要な理由書」を作成することが可能です。
書類の作成・申請の代行もおまかせください。

他の支援制度との併用

自治体によっては、介護リフォームの他にも住宅改修を支援する制度があります。
例えば、三条市の場合は高齢者住宅整備補助と介護リフォームを併用できます。

事前に役所・役場やケアマネージャーさんに相談し、併用できる精度があるか確認してみるとよいでしょう。

介護リフォームのご相談は

メールでも電話でもお気軽にご相談ください。在宅介護しやすいリフォームプランをご提案いたします。
もちろん、ケアマネージャーさんと作成したプランを持ち込んでいただいても構いません。
無料でお見積いたします。